「iOS 13」はApple史上で特に不具合の多いリリースの1つだった。バックグラウンドアプリが予期せず終了してしまうバグなど、複数の不具合に見舞われた。その事態に、Appleは変更を加えることにしたようだ。 Bloombergの記事によると、これまでの体制だと、社内テスト用のデイリービルドにバグを含む新機能を詰め込んでいた。その結果、何が動作していて何が動作していないのかをテスターが実際に把握していない可能性があった。 「iOS 14」の開発から、テストに使われるデイリービルドは、バグを含む新機能を無効にした状態でリリースされ、それらの機能を有効にするオプションを付けテスターらに提供されるという。 Blooombergは「8月の時点で、新型『iPhone』に搭載される予定『iOS 13.0』が品質基準を満たしていなかったが、Appleのエンジニアらは、『iOS 13.1』での改良に注力することにした。Appleは、iOS 13.0を自分の端末にインストールするのは筋金入りのAppleファンだけだろうと見込んでいた」と伝えている。 …
続きを読む
