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米マイクロソフトのタブレット端末「サーフェス」はiPadを脅かす存在になる?

米マイクロソフトのタブレット端末「サーフェス」はiPadを脅かす存在になる?
http://www.cnn.co.jp/tech/35023699.html

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 米マイクロソフトはこのほど、新型タブレット端末「サーフェス」の発売を開始した。米アップルのタブレット端末「iPad」が2010年のデビュー以来、市場で圧倒的優位を誇ってきた中、新しい基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」を搭載したタブレットは、初めて本格的にiPadに対抗できる存在になるかもしれない。


 これまでのタブレット端末は、iPadと似たような製品か、価格が安い小型製品のいずれかに大別できていた。これに対してマイクロソフトのウィンドウズ8搭載タブレットは、PCのフル機能を詰め込んだという点で、第3のカテゴリーに分類できる。


 現在出回っているタブレットはまだ補完的な役割しか持たず、OSの機能は外出先でのメディア利用とネット閲覧に絞られていて、PCの代替にできるところまでは到達していなかった。


 iPadが文書やプレゼン資料の作成に使われることはほとんどなく、業務用アプリケーションに使われるケースはさらに少ない。複数の作業を同時に行うマルチタスクにも適していない。会社で使うためにOSの設定をカスタマイズしようとしてもうまくいかず、業務用にはやはりPCが必要だった。


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 その解決策を提供したのが、マイクロソフトが26日に発売したウィンドウズ8だ。このOSには2つのモードがある。「スタート画面」では画面いっぱいに大型のタイルが並び、メニュー機能は隠れている。「デスクトップモード」は従来のように小型のアイコンとタスクバー、メニューが並ぶ。両モードとも、タッチ操作とマウス操作に対応できる。


 アップルが携帯端末とパソコン用に別々のOSを開発しているのに対し、ユーザーはタブレットにもPCと同じ機能を望んでいるというのがマイクロソフトの考えだ。


 では実際に、ユーザーはマイクロソフトに付いてくるのか。専門家の予想にはかなりの開きがある。


 ウィンドウズ8とそのスリム版のウィンドウズRTを搭載したタブレットの来年末までの販売台数について、米調査会社IHSアイサプライは約2000万台と見込む。一方、フォレスター・リサーチの予想では約700万台にとどまり、IDCはさらに少ない500万台弱と予想する。



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 対するiPadは、ガートナーの予想で来年までに約7300万台が売れる見通し。iPadのユーザー数はその時点で1億1800万人に達しているとIHSは予想する。


 それでもウィンドウズ搭載タブレットはいずれ弾みが付くとの見方で大方が一致する。IHSの予想では、2016年までにウィンドウズはタブレット端末市場で25%のシェアを獲得し、アップルのシェアは現在の70%から50%に縮小する見通し。フォレスターも、マイクロソフトのシェアは27%、アップルは53%になると予想している。


 アプリ販売サービス「ウィンドウズストア」で提供するアプリの数が少ないなどの課題もあるが、マイクロソフトには米デル、韓国のサムスン電子、東芝といったパートナーが付いている。


 真に仕事に使えるタブレットのニーズはまだ満たされておらず、未発掘の市場は存在するとアナリストは言う。もしマイクロソフトがそうした層にアピールできれば、これまで見過ごされてきた市場で進出を拡大できるかもしれない。














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