Appleは、2020年に公開するiOS14で、不具合を減らすことを重視した開発方針をとる模様だ。不具合が頻発したiOS13などの反省を踏まえた方針転換とみられる。 Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長のクレイグ・フェデリギ氏は、2020年に公開するiOS14などのソフトウェアは、安定性向上のためいくつかの機能追加を2021年まで遅らせる方針を語った、とBloombergが報じている。 Appleは、「Azul」のコードネームで進められているiOS14の開発に、「Flags」と呼ばれる手法を採り入れ、不具合の修正状態に応じて機能を有効化可能にすることで安定性の向上をはかる方針だ。 10月には、iOS13でバグが多い理由について元Appleのソフトウェア技術者が「バグ対応の優先順位」など6つの理由を挙げて指摘している。 …
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