JOLEDは11月25日、世界初となる印刷方式の有機ELディスプレイ量産ラインを稼働すると発表した。 生産能力はガラス基板投入ベースで月産2万枚。ハイエンドモニターや医療用モニターなどの用途に向け、10〜32インチの中型有機ELディスプレイを生産する。 JOLEDは、15年1月にパナソニックとソニーの有機EL開発部門を統合して設立した専業パネルメーカー。パナソニックが開発していたRGB印刷方式を継承し、量産技術の確立を目指してきた。 25日に行われた「生産ライン完成式」では、石橋義社長が「JOLED初となる有機ELディスプレイの量産ライン、そして世界で初めての印刷方式での量産ラインを完成できた。有機EL市場の中型領域に変革を起こす」と話した。 …
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