キャッシュレスが進んでも、身分証を持ち歩く必要があり、結局財布を手放すことができない。そんな課題を解決する新機能が、次期Android OSの「Android R」(Android 11)に搭載される。 クアルコムの次期スマートフォン向けSoC「Snapdragon 865」が、Android Rに搭載される「Android Identity Credential API」をサポートする初のSoCになるとのこと。 つまり、Android Rでは運転免許証やその他IDをデジタルデータとして、スマートフォンに安全な形で保存できるようになる。 「Android Identity Credential API」の存在は今年3月にも報じられており、デジタル身分証を安全に表示し、不正アクセスや偽造を防ぐ措置が取られているとのこと。 また、バッテリー切れの状態でも身分証を表示できると伝えられている。 デジタル身分証の提供には政府の関与が必要ですが、日本でも同様の取り組みが進むことに期待したいところだ。 …
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