大阪大学が災害時でも使える通信設備を開発し7日、学内などで実証実験を行った。 通信装置「たすかんねん」は、停電などで携帯電話各社の基地局がダウンし、大規模な通信障害が起きた場合でも、スマートフォンなどの通信をできるようにする。 「たすかんねん」を避難所などに設置しておくことで、大規模な通信障害が起きた場合でも、各地の複数の「たすかんねん」を経由して、エリア外の無事な基地局と接続し安否や被害の情報を確認、発信できるという。 課題点として価格が1台約200万円と高額で、「たすかんねん」を機能させるために複数台を配置することが金銭面的に困難なことが挙げられている。 …
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