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アップルが怒濤の新製品攻勢—写真付きの総まとめ


噂のiPad miniに新型iMac、Retina搭載13インチMacBook Pro――アップルが怒濤の新製品攻勢


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ほぼ事前のリーク情報通りだった小型タブレット「iPad mini」。写真のように、片手に収まるコンパクトサイズが特徴だ。



 米アップルは2012年10月23日(米国時間)、米サンノゼ市で開催した同社主催のイベントにおいて、かねて噂されていた7.9型画面の小型タブレット端末「iPad mini」を発表した。併せて、薄型化を進めた新型「iMac」や、画素数を従来の4倍に高めた13型の高精細ディスプレイを搭載する新型「MacBook Pro Retina」など、デスクトップパソコン、ノートパソコンの製品も発表した。また、9.7型のRetinaディスプレイを搭載した従来型のiPadも、新たにLTEと新型コネクターのLightningに対応、「第4世代iPad」として投入した。

 タブレット端末を巡っては、10月26日に米マイクロソフトが新OS「Windows 8」で本格参戦するほか、今月末には米グーグルの新型タブレット発表も噂されており、競争が激化している。今回のラインアップ拡充で、アップルはライバルたちを迎え撃つ構えだ。
 

■第3世代iPadより23%薄く、53%軽くなったiPad mini
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 今回のイベントの目玉となったiPad miniは、7.9型のXGA液晶(1024×768ドット)を採用。本体サイズは幅134.7×高200×厚さ7.2mmと、従来のiPadより一回り小さく、重さも308gからと半分になった。バッテリー動作時間は従来と変わらず10時間を維持している。2.4GHzと5GHzのデュアルバンドIEEE 802.11nをサポートした「Wi-Fi」モデルと、LTEにも対応した「Wi-Fi + Cellular」モデルがあり、後者については今回からソフトバンクモバイルに加えてKDDIからも発売される。内蔵メモリーのサイズによって16GB、32GB、64GBの3タイプがある。本体カラーは黒と白の2色。

 価格はWi-Fiモデルの16GBが2万8800円、32GBが3万6800円、64GBが4万4800円、Wi-Fi + Cellularモデルの16GBが3万9800円、32GBが4万7800円、64GBが5万5800円。10月26日から予約受付を開始し、Wi-Fiモデルの発売は11月2日。Wi-Fi + Cellularモデルは11月下旬に発売される。
 

■iPad Retinaディスプレイモデルは新CPUを採用し、LTEにも対応
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  第4世代iPad(iPad Retinaディスプレイモデル)は、第3世代iPadで使われているA5Xチップと比較して2倍のCPU性能と2倍のグラフィックス性能を実現した「A6X」チップを新たに搭載する。iPhone 5や新型iPod touchから採用が始まった新規格「Lightningコネクタ」にも対応した。9.7型のRetinaディスプレイや、720pのHDビデオ撮影に対応した120万画素のFaceTime HDカメラ、1080pのHDビデオ撮影に対応し、顔検出機能などを搭載した500万画素のiSightカメラも搭載する。
 ラインアップと価格は第3世代iPadと変わらず、Wi-Fiモデルの16GBが4万2800円、32GBが5万800円、64GBが5万8800円、Wi-Fi + Cellularモデルの16GBが5万3800円、32GBが6万1800円、64GBが6万9800円。10月26日(金)から予約受付を開始し、Wi-Fiモデルは11月2日、Wi-Fi + Cellularモデルは11月下旬に発売される。


■新デザインを採用したiMacはついに光学ドライブを廃止

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 新しいiMacは、従来からのデザインコンセプトをさらに推し進め、最薄部が5mmという超薄型ボディーに進化した。画面サイズは従来と同様、21.5型と27型の2種類。画面の反射を従来比で75%抑えたという。CPUに第3世代のクアッドコアIntel Core i5/i7、グラフィックス機構には処理性能を前機種比で60%高めたNVIDIA製の外付けタイプを搭載する。また、本体の薄型化に伴い、今回から光学ドライブの内蔵をやめ、外付けオプションとなった。MacBook Airから始まった光学ドライブ廃止の動きが、Mac mini、MacBook Pro Retinaを経て、ついにiMacにまで至った形だ。

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 フラッシュストレージとハードディスクを組み合わせて1つのドライブとして利用する「Fusion Drive」も、今回から新たに提供される。使用頻度の高いファイルやアプリを自動的にフラッシュドライブに移動することでアクセス速度を高速化する仕組みだ。Apple Online Storeのみで選択可能となっており、21.5インチモデルの上位機種と27インチモデルで1TBまたは3TBのFusion Driveが利用できる。 入出力インタフェースは、USB 3.0×4、Thunderbolt×2、、ギガビットEthernet、SDXCカードスロット、ヘッドホン端子を搭載する。

 ラインアップは、21.5インチモデルが2.7GHzクアッドコアIntel Core i5搭載モデルと2.9GHzクアッドコアIntel Core i5搭載モデルの2機種で、価格はそれぞれ10万8800円と12万8800円、27インチモデルが2.9GHzクアッドコアIntel Core i5搭載モデルと3.2GHzクアッドコアIntel Core i5搭載モデルの2機種で、価格はそれぞれ15万4800円と16万8800円。21.5インチモデルが11月、27インチモデルが12月発売予定。


■MacBook Pro Retinaディスプレイモデルに13型の弟分が登場
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 MacBook Pro 13インチRetinaディスプレイモデルは、今年6月、WWDC(世界開発者会議)で発表された15インチモデルの弟分に当たる。薄さ19mm、重さ1.62kgのボディーに、縦横方向の解像度がそれぞれ従来の倍となる2560×1600ドットの高精細ディスプレイを搭載した。CPUは2.5GHzの第3世代デュアルコアIntel Core i5を搭載、グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics 4000を用いる。8GBのメインメモリーに、128GBまたは256GBフラッシュストレージを搭載するほか、Apple Online Storeのオプションでは、2.9GHzのデュアルコアIntel Core i7や、512GBまたは768GBのフラッシュストレージに変更可能。入出力インタフェースは、USB 3.0×2、Thunderbolt×2、HDMI、SDXCカードスロット、ヘッドホン端子を搭載する。

 ラインアップは、128GBフラッシュストレージ搭載モデルと256GBフラッシュストレージ搭載モデルの2機種。価格はそれぞれ14万4800円と16万8800円。本日から発売開始。


■順当に進化したMac mini

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 超小型デスクトップの「Mac mini」も、CPUの世代交代に伴い順当に進化した。第3世代のデュアルコアIntel Core i5またはクアッドコアIntel Core i7、Intel HD Graphics 4000、最大1TBのハードドライブを搭載する。
 ラインアップは、2.5GHzデュアルコアIntel Core i5搭載モデル、2.3GHzクアッドコアIntel Core i7搭載モデルと、2.3GHzクアッドコアIntel Core i7を搭載したOS X Server搭載モデルの3機種で、価格はそれぞれ5万2800円、6万8800円、8万8800円。こちらも本日から発売開始。


■その他
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 iPadやMacのハードウエア以外にも、縦書きの日本語表示に対応したiOS用ビューワーアプリ「iBooks 3.0」や、新しいテンプレートやフォントなどを搭載したMac用のオーサリングソフト「iBooks Author 2.0」、iPad mini用に6色のカラーバリエーションをそろえたポリウレタン製の「iPad mini Smart Cover」ほか、各種のアクセサリー類が発表された。



 








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