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アップル、いよいよ「iPad mini」発表と米紙報道

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36276

7.85インチ型で小型端末市場に参入か


アイパッド・ミニの登場はいつ?
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アップルは今月17日に発表イベントを開催する予定で、その招待状を10日(現地時間)にも送ると伝えられている。

 今月初旬に米ウォールストリート・ジャーナルは、小型モデルの量産が既に始まったと伝えていたが、同紙は7日になって新たな報道として、アップルと提携するアジアの部品メーカーが1000万台以上の製造の注文を受けたと伝えた。


 同紙によると、アイパッドの小型モデルは従来のアイパッドの9.7インチサイズよりもひと回り小さい7.85インチ型。

 「レティーナ(Retina)」と呼ばれる2048×1536ドットの高解像度ディスプレイを備えている現行モデルに比べ、新しい小型モデルの解像度はそれより劣るものの、その分価格を抑えて、米グーグルや米アマゾン・ドットコムの低価格端末に対抗するものと見られている。

1000万台という発注台数は自信の表れ

 また部品メーカー各社はアップルから今年10~12月期に1000万台以上の注文を受けたとされる。この数は同じ期間における米アマゾンの「キンドル・ファイア(Kindle Fire)」の発注量のおよそ2倍に達する。

 タブレット市場は競争が激化しているが、アップルは小型モデルでも高い需要が見込めると考えていることが分かるとウォールストリート・ジャーナルは伝えている。

 アップルがアイパッドの初代機を発売したのは2010年4月で、この時から最初の1年間の四半期当たり販売台数は500万台程度だった。しかし、アイパッド2と現行の第3世代モデルを発売した後の四半期当たりの台数は900万~1700万台で、平均すると約1300万台になる。

 つまりウォールストリート・ジャーナルの情報が正しいとすると、アップルはアイパッド・ミニがスタート時から好調に推移すると見ていることになる。

 そして、その背景には、韓国サムスン電子や、グーグル、アマゾンなどによって小型タブレットの市場が切り開かれたことがあると言われている。

 例えばサムスン電子の「ギャラクシーノート(Galaxy Note)」はスマートフォンながら5.3インチのディスプレイを搭載しており、タブレットのように利用できる。

 グーグルが今年7月に発売した「ネクサス(Nexus)7」はその名の通り7インチ型。アマゾンのキンドル・ファイアも主力モデルは7インチだ。

 こうした、片手で持っても操作しやすく、上着のポケットにも入れられる小型端末がビジネスパーソンには打ってつけと今、好評なのだ。

アップルは断トツだが、成長率はサムスンが上

 米IDCの調査によると、今年4~6月期におけるタブレット端末の出荷台数はアップルが1700万台。同社は68.2%の市場シェアを獲得し、首位を維持している。これに対し2位のサムスンの台数は239万台で、シェアはまだ9.6%という程度。

 しかしアップルの1年前からの出荷台数伸び率が84.3%であるのに対し、サムスンは117.6%と約2.2倍に伸びている。また4位の台湾アスーステック・コンピューター(ASUS)も1年前から2倍強と高い伸びを示している。

 アスーステックのシェアは3.4%で、こちらもアップルに比べればまだ規模は小さい。しかし、同社はグーグルのネクサス7を製造しており、この数値が反映される7~9月期の調査結果が注目されている。

 アップルは1社でタブレット市場を築き上げ、業界をリードしてきた。しかしここに来て他社が同社を猛追している。とりわけアップルがこれまで手がけてこなかった小型モデルの隆盛で同社はシェアを奪われることになると指摘されている。

 こうして見ると、アップルがアイパッド・ミニを市場投入するのは自然な流れ。ただし、アナリストらが予測する成否を分ける価格ポイントは300ドル。価格がこれより上回ると、高機能ながらわずか199ドルという安価なネクサス7に対抗できないと指摘されている。



http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36276







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